光って回る『MOVA UNIVERSAL GLOBE』DIY工作 part 2
LED照明付きターンテーブルにMOVAのユニバーサルグローブを乗せてDIY工作。
“ユニバーサルグローブ” 作り方 #1 ” からの続き。
自転するユニバーサルグローブの作り方(つづき)
パーツの組み立て
1.エンブレムの位置確認
MOVA GLOBE の直径は約122mm。
外周は約384mmになる。
MOVA GLOBEの表面はアクリル球体で出来ている。
よく観察すると製造時のアクリル半球の合わせ目があるので、目印にする。
写真⇩ 矢印あたり。
MOVA GLOBEはこのラインを赤道位置になるように飾る。
UNIVERSALのエンブレムも赤道位置になるので、丁度このGLOBEの赤道ライン上にすれば取り付け時のガイドラインになるし、合わせ目ラインも目立たなくすることができる。
写真⇩ 半周192mmの2か所に支柱を立てる目印テープを貼る
2.エンブレムの取り付け
エンブレムリングの取り付け方法はいくつか考えられる。
接着剤、ホットボンド、両面テープなど。
理想は、
①透明であること
②後でエンブレムリングを外すことができること
③作業時 MOVA表面に傷や汚れをつける可能性が低いこと
これら条件から、“透明の両面テープ(厚さ1mm)”を用いることにした。
1)7mm径の両面テープ
用意したのは、3Mの超強力両面テープ と 穴あけパンチ。
写真⇩左/3M スコッチ超強力両面テープ 透明素材用 KTD-12
写真⇩右/CARL 1穴パンチ 穴径7mm SD-15-7-B
1つ穴パンチを使って丸型の両面テープを作る。
エンブレム支柱の直径が約 6.4mmだったので、7mm径の穴開けパンチを用意。
穴開け時にテープ糊がくっつかない様、剥離紙(シリコン紙)に仮貼りして準備。
写真⇩ うす透明に見えるのは両面テープの剥離フィルム。
計6個の丸い両面テープを作る。
パンチする際は、本体を裏返して作業すると、穴開け位置が見やすい。
2)エンブレムの貼り付け
7mm丸の両面テープを支柱に貼る。
貼る前に樹脂使用OKのパーツクリーナーなどで脱脂しておく。
エンブレム1本につき3つ、計6か所の支柱に貼り終えた両面テープ。
地球儀の赤道ラインに印した2か所のマスキングテープを中心にして、先ず支柱の真ん中を、それから左右の2本の支柱を赤道ライン上に貼っていく。
3)接着固定
赤道ライン上にきちんと貼れたか確認。
位置がOKだったら指でしっかり加圧して密着させていく。
両面テープは貼り付けてすぐOKと想われがちだが、ちょっと注意。
説明書には「本来の接着力がでるまでに約1日かかる」と記されている。
念のため、マスキングテープなどで仮固定しながら1日以上は触らないでおいた。
1日おいたとしても支柱の接着面積が小さいため、説明書通りの「3.5N」の接着力は無理だろうと思う。
なので、完成後も取り扱いには注意しないといけない。
MOVAユニバーサルグローブ完成
完成した”ユニバMOVA“をどう飾るか。
MOVAに付属の台ではユニバらしくないし、木製の台でも似合わないし・・・
何より、回転ディスプレイ台のさらに上であまり背を高くしたくない。
散々悩んだが、最終的にはただの”アクリルパイプ輪切り”に落ちついた。
アクリルは透明なので、下からのLED光もよく透過してくれる。
写真⇩ LEDを点灯
USJの実物ユニバーサルグローブも、夜には下からライトアップされている。
なんとなく雰囲気が出ている気がする。
👉メモ
MOVA GLOBE地球儀には自転をON/OFFするスイッチはない。
最低限の明るさがあれば常時回る仕組みになっていてる。
(つまり暗くしないと回り続ける)
MOVAユニバーサルグローブ 動画
グローブ(地球儀)自転から~LED照明ディスプレイの様子。
1.地球儀は自転方向(上から見て反時計)に回転
2.ターンテーブルのスイッチONで自転と逆方向にエンブレムが回転
3.LED照明ONでライトアップ演出
まとめ
なかなかUSJにも遊びに行けない環境下、少しでも雰囲気をと想い作ってみた。
ちょっと残念なのは、本物ユニバグローブの様に地軸を傾けて自転はできない。
(MOVA GLOBEの構造上の理由)
でもそんなこと気にならないくらい、うまく出来たと自負している。