『Headphone Stand』オンイヤー(ハンガー)編
部屋でゆっくり音楽を聴くときに使うのがオーバーヘッド・ヘッドホン。
もう1つ家の中で動きながら愛用しているヘッドホンが KOSSの KSC75 である。
こちらはヘッドバンドなタイプではなく、左右を別々に耳に掛けて使うタイプ。
とても軽いので装着感が良く、また耳穴を密閉しないところも気に入っている。
写真⇩ スタンダードKSC-75(上)と Massdrop仕様のKSC75X(下)
参考までにリモコンのついた KSC75Xでも重さはたった41g。
外に持ち出すときは携帯用のケースあるのだけれど、部屋の中で使っている場合、いちいちケースにしまうのはちょっと面倒。
そんなわけで、オンイヤー(耳掛け式)ヘッドホンをどこに片付けるか考えた。
ヘッドホンハンガー 自立タイプ4種
1 オーディオテクニカ AT-HPS700(標準機)
ハンガーではない『スタンドタイプ』の代表として比較。
これに片付けるのは・・・できなくはないが、カッコ良くはない。
2 Lamicall H1
据え置きのヘッドホンスタンドとして一番お気に入りのモノ。
視界の邪魔にもならず、場所を取らず、掛けたり外したり使い勝手も良い。
ヘッドホンを乗せるサドル部分、長さが 130mm、幅は 64mm。
重さは 238g。
掛けてみた様子。
KSC75Xはブラックなので意外と違和感はない。
仕方ないことだけど、ヘッドホンのケーブルが無造作に垂れ下がる。
普通のヘッドホン(オーバーヘッドタイプ)と併用して使うことも可。
その場合はサドルの片方(細い方)にKSC75を左右とも掛ける。
サドルの細い方と太い方の両方に2組のKSC75を掛けることもできる。
・・・ちょっとギリギリ感あるけど。
3 セトクラフト SMART-PHONE STOPPER
Seto-Craft というメーカーのMotif.シリーズ。
ヘッドホン専用グッズではなく、スマホやタブレットなどを立てかけるモノ。
この『アストロノーツ』の他にも。パンダとか白クマなどフィギュア的な置き物がいろいろある。
指先までの全高は75mmほど。
肩までの高さは55mm。
重さは74g。
支えているとも見えるが「チョット待った」しているようにも見える。
手ひらの “肉球” がなんとも・・・。
KSC75を掛けるとこんな感じ。
背が低いので、掛けてるんだか持ってるんだが引き摺ってるんだかわからない。
後ろ姿。
2人並べるとこんな感じ。
この状態で机の上では「片付けた感」が無い。
何か少し高いモノの上に置いて、そこにKSC75を掛ける、というのが良さそう。
3 SCENES バイノラル・マイクホルダー/ダミーヘッド
これを実は本命に考えていた。まさに耳の形をしているスタンド。
本来はバイノラル録音に使う簡易型ダミーヘッド。
そういう録音はしないが、形が面白いから買ってみたモノ。
全高は 225mm。
左右の耳の全幅は 185mm。
リアルに再現されたシリコン製耳たぶがプニュぷにゅしててちょっと変な感触。
重さは378g。
耳のカタチがリアルなので、KSC75を掛ければ期待通りのピッタリ装着感。
見た目と大きさを気にしなければ、耳掛けヘッドホンのホールド感は一番かと思われる。
側面の様子。
ちなみに普通のヘッドホン(オーバーヘッドバンドのタイプ)に使うとこんな感じ。
耳朶だけで持ちこたえているので不安定だが、なんかこれもアリ?と思えてしまうオブジェ感。
4 沖縄産 シーサー
沖縄旅行の時に一目ぼれした有名作家さんのシーサーの置き物。
予約待ちで約1年後にウチへやって来て以来のウチの守り神。
もちろんヘッドホンスタンドなどではないが、テーブルの上で丁度よい高さで座ってくれているので、この耳の部分に KSC75を掛けて守ってもらっている。
なんとも凛々しいお顔立ち。
横顔。
高さは245mmくらい。
重さは3150g。
どっしり安定感あるので、どんなヘッドホンをかけてもビクともしない。
写真には写っていないが、ちゃんとペアで2匹いる。
ヘッドホンハンガー 自立タイプ まとめ
室内で使うことも多い、お手軽タイプの耳掛け式ヘッドホン。
しかしその構造上「イヤーハンガー=耳掛け部」があるため、テーブルなどに無造作に置いてしまってはケーブルがこんがらがってしまう。
使いたい時、絡まったケーブルを直すのが実にめんどくさい。
すぐ使えるように、左右のドライバを一緒にしないで離して保管・片付けした方がいい。
いつも使う場所、部屋ごとにヘッドホンハンガーがあれば便利なのである。