パネル式『 a r n e ZERO–X テーブル』組み立て方│レビュー
アーネインテリア 組み立て式の家具『ZERO-X』シリーズ。

Ⓒarne
このシリーズの一番の特徴は、テーブル幅を5cm刻みに選べるところ。
最短40cmから最長150cmまである。
(40・45・50cm~140・145・150cm)
また奥行きも30cm、35cm、40cm、50cm、70cmと種類の選択肢が広い。
カラーバリエも白木調、マーブル調、濃薄あるブラウンが数種といろいろある。
メインのテーブルやデスクにするのはもちろん、脇机や組み机にもなり、痒いところに手が届くセミオーダーのような製品である。
ZERO-Xシリーズの特徴
- 板の厚さは4cm。耐荷重90kgの強化紙化粧合板。
- 角の繋ぎ目は切り口を45度にカットされ木口を見せない構造。
- 接続部分にスイスの Lamello(ラメロ)社製ノックダウン金具を使用。
- 六角レンチ一本で簡単に組み立てられる。
ZERO-Xシリーズの種類
「幅を選ぶ」「タイプを選ぶ」「天板を選ぶ」…
選択の自由度も高い ZERO-X シリーズ。
- ローテーブル(高さ34cmと42cm)
- ハイテーブル(高さ60cm)
- ダイニングテーブル(高さ72cm)
- カウンターテーブル(高さ90cm)
今回はPCデスクの横幅を延長するようなカタチを探していたので、PCデスク奥行と同じ幅70cmから選ぶことに。
奥行30cm×幅70cm×高さ72cmの細長い「ダイニングテーブル」を流用することにした。
カラーはデスクに合わせて「北欧チーク」。
組みたて手順
1 準備
1.開梱
サイズを5cm刻みに注文できるせいなのか受注生産(出荷?)ということで納期に15日かかった。
品物は二重三重にもなったダンボールに発布スチロールの緩衝材に挟まれて届く。
板は三分割、天板1枚と側板が2枚。
手に持ってみると1枚1枚が重く、頑丈にできていることが想像できる。
材料のみの重量はおよそ8.7kg(実測値)。
3枚の板に分割されていても、1枚が2.9kgほどある。
説明書の他に付属パーツとして、木工ボンド(白色2本)、傷防止フエルト(黒円形)、接続用の太枘(だぼ)、六角レンチが入っている。
2.部材の確認
木口の確認。各面が45度に鋭く加工されている。
注意書きにもあったが、板の重さもあるので鋭利な角での怪我に注意。
ロック機構の確認。
板裏にある穴に六画レンチを差し込み90度回すと、ロック金具が回転して出てくるのが判る。
写真⇩ 銀色の部分
木口を突き合わせて精度をみてみる。
ロック機構がうまく動作するかも確認。
30cm幅の中に3か所のロック個所があるが、3つとも不具合なくピタリと穴位置が合致した。
2 作業手順
1.太枘(だぼ)
この補強材の有無で接合部の強度はかなり変わるので、忘れないように必ず取り付ける。
少し硬めに感じるが指で押し込むことができる。
板と板を突き合わせる。
板厚が4cmもあって部材を自立させることができるので、床などに2枚を立てて接合作業すると楽。
太枘(だぼ)の位置を確認しながら、ゆっくり木口を突き合わせる。
板と板が90度の角度になるように注意。
2.ロック
木口が合わさったら、六角レンチでロックしていく。
きちんと最後までレンチを回せているかを注意。
片方の側板が接合出来たら、反対側も同じ作業で接合する。
接合部分のチェック。
隙間なく、ガタつかずに組みあがっていればOK。
3 完成
作業はとてもカンタンに終了。
筋交い金具とかL字型金具とかを使っていないのでシンプルな仕上がり。
注意すること
1 コーナーの保護
説明書に「危険防止のためのコーナーガードの使用を推奨」とあった。
確かにこの角は硬く鋭くできている。
なのでケガの防止策として「コーナーガード」を探して付けてみた。
写真⇩ 今回購入したコーナークッション
さっそく貼ってみたのだが・・・
付属の両面テープ接着力が弱くすぐ外れてくる。
説明には3Mテープと表記されているが、本物?と疑いたくなるような低粘着力。
※ちなみに中華製
使い物にならないので、付属テープは全部剥がし、改めて手持ちの信頼できる3M両面テープで貼り直すことで解決。
2 側板底の保護
側板の足裏にあたる部分には、付属品として丸い黒色フエルト(厚さ2mm)が4枚用意されている。
これを使ってももちろんOKなのだが、自分はこのテーブルを今使用中のPCデスク(高725mm)に揃えたかったので、別に用意した5mm厚フエルトを貼った。
この5mm厚フエルトシートで、全高が72.5cmとなる。
角を落として丸みを持たせる加工。
3 注意したいこと
注意点は2つ。
木口全面に木工ボンドを塗ってから組み立てると強度を増すことができると書かれていたが、分解することも考慮して、木工ボンド無しで組み立てた。
なので耐荷重は最大の90kgも無いと思われるので半分程度のモノしか置かないようにする。
さらには「木口面に水が浸入すると表層剥がれの原因になる」とも書かれている。
濡らしてしまったら強度も落ちてしまうかもしれないので、ここは注意点。
このarne製 ZERO-Xシリーズに限ったことではないが、組み立て式の家具は便利な接合金具でカンタンにDIYできる反面、接着剤などで強固に作られた家具よりは水濡れに弱いかも知れないことを留意しておかないといけない。
まとめ
隙間を活用したい、今の机に揃えてちょっと延長テーブルがほしい、そんな時に「5cm刻み」というセミオーダーシステムは超便利。
これは良いニッチ製品だと思う。
組み立てて実感できるが、板材も丈夫。
カタチだけはそこそこ立派でも、触ると表面がペコペコ、中身がスカスカ空洞のお安いナンチャッテΦ華家具とは違う。
まあお値段もそれなりで安くはないんだが、スキマ家具としておすすめだと思う。