『サウンドレベルメーター』開封│レビュー
ステイホーム=家の中でできるコトを探りつつ始めた DIY工作室。
知識も技術も初心者で、工作室らしい道具さえ持っていない初心者環境。
少しずつ1つずつ道具や工具を揃えながら紹介。
その第七回は『騒音計』。
サウンドレベル計またはノイズレベル計とも呼ばれる。
その”音圧の値”を客観的に数値化し、ヒトの聴感にあわせた周波数特性で変換表示してくれるのが音圧レベル計ということになる。
理論や理屈はさておき、いろいろな家電や音源の「騒音」の大小を数値で測り、比較できたらOKなのである。
先ずはネットで何十種類という機種を下調べ。
高精度のモノは高価なので、簡易型の中からそこそこ使えそうな製品を選んで、実際に使ってみた。
DIGITAL SOUND METER PM6708
1 準備
1.開封
Made in China なので恐々箱を開けたが、日本語説明書と保証書が入っていてちょっと安心。
2.電池蓋を外す
電源は単四の乾電池×4本。
本体の裏側のプラスねじを緩めないと蓋を開けられない。
製品に乾電池4本が付属していたがよく判らない『GOLD POWER』なる中国製の乾電池だった。
信用できないので、信頼のPanasonic エボルタを入れておく。
3.電源を入れる
ON/OFFスイッチはこの⇩部分。
押しボタンはすべてラバートップになっている。
電源ONですぐさま起動。
約3秒で測定値を表示。
2 外観
1.大きさ
スポンジ製のマイク風防が付属している。
外した状態での全長は約 193mm。
横幅は約 60mm。
厚みは約 29mm。
2.重さ
重さは電池無しで約 186g。
電池込みの重さは約 230g。
操作ボタンの様子。
アイコン表示があるので迷うことは無さそう。
3 音圧の測定テスト
試しにPCのファンの音を測定してみた。
ファンはCorsair製の120mm、測定時の回転速度はおよそ670rpm。
ファンからの距離は約 10cm。
エアコン室内機の音を測定してみた。
送風モードを最弱にしての運転。
ルーバー内面からの距離は約 60cm。
まとめ
これはなかなか面白い。
今まで感覚で判断していた「音」の大小が数値で分かるというのは便利である。
ついつい色んな場所を測定しまくってしまった。
小一時間ほど遊んでみての感想はこちら。
良いところ
- 日本語の説明書がついており安心
- オートレンジ表示で操作がカンタン。というか電源ONで即、測定
- 測定範囲が30dB~と幅が広め
- バックライト機能がある
良くないところ
- 三脚などに取り付けられるネジ穴(1/4インチ)がない
- 防水機能がない
- 操作環境温度が0~40℃なので、冬の屋外や真夏の炎天下では使用できない
- 全体がシリコン系カバーで滑り難くいのは良いが、粉を吹いたような不快感がある
まさか・・・新品なのに加水分解変質?
まとめ感想
所詮は簡易型の騒音計。
高価なプロ仕様の測定機に比べるのは酷な話。
あくまで目安程度に使ってね、と割り切れば趣味の使用には十分である。