『タミヤ ニッパー 4種類』開封│比較│レビュー
ステイホーム=家の中でできるコトを探りつつ始めた DIY工作室。
知識も技術も初心者で、工作室らしい道具さえ持っていない初心者環境。
少しずつ1つずつ道具や工具を揃えながら紹介。
第九回は『模型工作用ニッパー』。
英語では「カッティングプライヤ」とも呼ばれる切断工具。
タミヤ・クラフトツールのニッパー・シリーズを幾つか試してみた。
TAMIYAクラフトツール ニッパー
外観の比較
揃えたのは1,000円~2,000円台で購入できるタミヤのニッパー4モデル。
この2倍3倍する製品もある模型用工具の中では普及価格帯といったところ。
1.薄刃ニッパー 74035
プラスチック専用の両刃ニッパー。
プラモデルのゲートカット(切り離し)用の定番モデル。
全長は約116mm。
グリップを閉じた全幅は約51mm。
グリップ部は特殊ゾルコーティング仕上げ。
重さは58g。
刃渡りは約12mm。
刃先の最大開幅は約23mm。
こんなに開いて使用することはまずないが…。
2.先細薄刃ニッパー 74123
上記の薄刃ニッパー74035より先端を細くしたモデル。
極小部品を切り離す時などに便利。
全長は約117mm。
グリップを閉じた全幅は約52mm。
グリップ部は特殊ゾルコーティング仕上げ。
重さは70g。
刃渡りは74035と同じで約12mm。
刃先の最大開幅は約21mm。
3.クラフトニッパー 74129
プラスチック素材や柔らかい金属素材を切断するニッパー。
プラモデルのゲートカット専用ではなく、素材(丸棒、角材、線材)の切断もOK。
金属の銅線が切れるので電子工作にも便利。
切断できる素材のめやす。
プラスチック棒:3mm、アルミ線:2.5mm、銅線:2mm、真ちゅう線:2mm、洋白線:1.5mm
全長は約131mm。
グリップを閉じた全幅は約52mm。
グリップはブラックのゾルコーティング仕上げ。
刃渡りは約16mm。
重さは89g。
刃先の最大開幅は約19mm。
4.モデラーズニッパー 74093
プラモデルやミニ四駆などの模型工作一般用のニッパー。
薄刃タイプより耐久性があり手軽に使えるベーシックタイプ。
全長は約131mm。
グリップを閉じた全幅は約52mm。
グリップは軟質樹脂製。
刃渡りは約9mm。
重さは49g。
4モデルの中で一番軽い。
刃先の最大開幅は約24mm。
モデラーズニッパーにはハンドル分部の色違い『α』シリーズもある。
5.刃形の比較
左から…
薄刃ニッパー、先細薄刃ニッパー、クラフトニッパー、モデラーズニッパー。
⇨ 『TAMIYAクラフトニッパー4種』試し切り へつづく